テスト①
Staff Interview #2
主任ケアマネージャー/管理者
2021年入社
プライベートを支える職場環境を
当事業所のケアマネージャーは30代から40代が中心で、子育て中の方やこれから家庭を築く予定の方、また経験豊富な職員だけでなく、未経験で入職した方など、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。
職場の一番の特徴は、勤務時間内の9時から17時の間に仕事が終わらせられるように仕事を調整しているところです。
17時以降に訪問がある場合もありますが、そのようなときは朝の出勤を遅らせたり、翌日の退勤を早めるなど、柔軟に調整しています。
私個人的には、プライベートがあっての仕事だと思っているので、プライベートを守りながら仕事に集中できる環境を整えているところも、ワークライフバランスを重視している方にとって魅力的なのではないかと思います。
管理者としての在り方
実は、職員がいるときにはあまり自分の仕事をしないようにしています。
というのも、ケアマネージャーの業界は管理者の立場というのが非常に大きくて、質問するときに「今お時間いいですか」と畏まるようなところが多いという実態があります。
管理者の自分が一生懸命仕事をしていると、職員の方は話しかけづらいと思うんです。
私自身そういうのはあまり好きではないこともあって、あまり仕事を頑張りすぎないようにしたり、仕事の話ばかりしないように心がけています。
管理者は多くの件数を抱えていて、事務所にいなかったり職員と関わる時間がないという事業所が多いんですよね。
そうならないように、外出中でもチャットツールを活用して相談しやすい体制を整え、職員がどこにいてもコミュニケーションが取りやすい環境づくりを行っています。
離職率も低いので、働きやすいと感じてくれているのではないでしょうか。
"頑張りすぎない"からこそできる、ケアマネージャーの本質的な支援
ケアマネージャーを育成するにあたっては、”いい人になりすぎない”ということを大切にしてもらっています。
ケアマネージャーって、自分が関わったことで「その人の生活を良くしなきゃ」と思う人が多いんですけど、決してスーパーマンではないので、あくまでもご本人の生活を”本人らしくするにはどうしたらいいか”というところを伝えています。
また、相談を聞く側が頑張りすぎると、相手は逆に相談しづらくなるので、”相談者側が頑張りすぎない”、”ケアマネージャーという立場を出しすぎない”ということも伝えています。
あとは、本当にさまざまな方がいるので、中には「自分が担当するのは難しい」と感じるようなケースもあります。
ですが、先ほども言ったようにケアマネージャーはスーパーマンではないので、そこで頑張りすぎると他のケースにも影響が出てしまいます。
そうなる前に必ず私に相談してもらい、今後どのように対応するべきかを伝えて、職員に負荷がかからない形をとれるように調整しています。
仕事では”管理者”、プライベートでは”5人の子どものパパ”
5人の子どもを育てていることを話すと、大抵の人にびっくりされます(笑)
どのように仕事とプライベートを両立しているのか疑問に思われる方もいますが、ただただ家族と職員に対する感謝とリスペクトしかないと思っています。
例えば家族に関しては、私が早起きしてお弁当を作る代わりに、私が夜遅くなったときは子どもが洗濯をしておいてくれたり。
職員に関しては、私以外にも子育てしている職員がいるので、お互いに子どもの発熱などで勤務できなくなったときは代わりに業務を担ってカバーし合っています。
素晴らしいのは、「やってほしい」と言わなくても、事情を聞いたらみんなが自ら進んで行動してくれるところです。
なので本当に感謝しかなくて、お互いに「協力しよう」という気持ちと、協力してくれたことへの「感謝」の好循環が生まれているんだと思います。
より地域に密着したサービスへ
今後は、利用者さんが「コンシェルジュ厚別に担当してほしい」と思うような事業所にしたいと考えています。
地域包括支援センターや病院から新規をいただくことが多いんですけど、地域の方々から「あそこの事業所にいいケアマネージャーがいるらしいよ」と口コミが広がって気軽に来てくれるような事業所にできたら、もっと地域に密着したサービス提供ができるのかなと思っています。
BCPの絡みも含めて、今後はもっと地域に開かれた事業所を作っていきたいですね。